冷え性　改善

冷え性の原因にはどのようなものがあるのでしょうか？

冷え性は血液の循環が悪くなることによって、血液の届きにくい部分が冷たくなってしまう症状です。その循環が悪くなる原因は人によって異なり、理由は様々です。

�@食生活の乱れ
まず多いのが食生活の乱れです。過度のダイエットはもちろん、塩分や脂質を過剰に摂取してしまうと血液がドロドロになり血液がスムーズに流れなくなってしまいます。また水分不足やアルコールを摂取しすぎると血液がドロドロになります。

�A運動不足
運動不足になると、筋肉がどんどん弱体化します。筋肉は血液を送り出す能力があるので、弱体化すると血液の流れが悪くなってしまいます。

�B自律神経の乱れ
自律神経は血液をコントロールする役割がありますが、ストレスは自律神経の働きに影響します。ストレスを感じるとそれに伴い血管も収縮します。よって血液の循環が悪くなるので冷え性につながるということです。

�C体の歪み
体が歪んでいると、その部分の血管が圧迫され、血流が悪くなるので冷え性につながります。

冷え性を改善するには？

冷え性の改善は普段の生活習慣が大事です。逆に言えばそれを普段から心掛けていれば冷え性は改善できる可能性が高いです。特別難しいことはないので以下のことに気をつけて生活してみてください。

�@バランスの良い食事を心掛ける
バランスの良い食事を摂ることで体にエネルギーが蓄えられます。エネルギーが不足すると体は冷えてしまいます。 またバランスの良い食事には、後程記述しますが、体が温まる栄養素が入っていることがほとんどです。 体が温まる栄養素のみを摂取しても、バランスが偏っているとうまく吸収できないので、やはりバランスが大事なのです！

�A首、手首、足首を暖かくする
首、手首、足首は、皮膚が薄く、皮膚の近くに動脈があることから、冷えやすくなっています。 3つの部位を冷えないようにし、温めることで、全身の血流を良くすることができます。

�Bエアコンの使用を控える
エアコンを普段から使用していると、快適な温度で過ごせるため、体温調節機能が鈍くなってしまい、体を温める機能が鈍ってしまいます。

�Cお風呂はシャワーだけでなく湯船にも！
シャワーだけだと体の芯までは温まってはいません。入浴すると血行がよくなり体の芯から温まることができるでしょう。 しかしお湯が熱すぎると血管が収縮してしまいます。ぬるま湯に浸かる事をオススメします。

�D運動する
運動と言ってもいきなりハードにやる必要はありません。普段の歩く距離を多くする、エレベータではなく階段を使用するなど、出来ることから始めてみましょう！体を動かすと筋肉が収縮し、血流が促進されます。

どうでしょうか？難しいことはないですが、意識しないとできないこともあるのではないでしょうか？ 今後は上記の事について気をつけて生活してみてください。

ここでは種類別に冷え性改善に効く食材を紹介します。

�@肉類
・鶏肉、鹿肉、羊肉

�A魚介類
・あじ、さば、いわし、えび、たい、かつお、たら、ぶり、あなご、うなぎ

�B野菜類
・にんじん、ごぼう、玉ねぎ、にら、しょうが、にんにく、かぼちゃ、大根、ちんげん　菜、みょうが、ねぎ、かぼちゃ

�C果物
・桃、あんず、さくらんぼ、ざくろ

�D飲み物、嗜好飲料
・日本酒、赤ワイン、紅茶、ココア、ハーブ茶、中国茶

�E調味料・香辛料
・みりん、からし、みそ、醤油、食塩、唐辛子

◎ちなみに体が温まる食材については以下の特徴がある事が多いです。
・色が濃い
・土に根をはる
・水分を含んでいなく固い
・煮るのに時間を要する

今後はこれらの食材をバランスよく取り入れてみてはいかがでしょうか？
次ページでは冷え性改善グッズ、冷え性に効く漢方について取り上げてみたいと思います。